あたりまえだけど、コミュニティ依存のアプリは性善説に従って作る、しかない

[news]

Diggが削除申請を受けた記事を削除したところ、
ユーザとスタッフのいたちごっこが始まってしまった。
その結果、Diggは運命をユーザーの良識に任せることにした。

Digg、暴徒に屈す

排除要請を受けたDiggのスタッフが、HD DVDの暗号解除キーへのリンクの
書かれた記事を削除したところ、収拾のつかない大騒動となった。
Diggコミュニティには火が放たれた結果となり、たちまちのうちにDiggの
トップページは解除キーの書かれた記事で埋めつくされた。サイトのカギ
はユーザーが握っているので、Diggは全面削除モードに入るか、大半のユー
ザーを一時停止する以外には全く手の尽くしようがなくなった。

つい先ほどファウンダーのひとりKevin Rose
がDiggブログにもう一度書いて実質的に暴徒の要求をのんだ。
しかし、こうして何百という記事、何千というコメントを読んでみて、
    はっきりした。Diggは大企業の言いなりになるくらいなら、討ち死に
    することを望まれているようだ。
    みんなの言いたいことはわかったので、ただ今をもってコードの入っ
    た記事やコメントを削除するのはやめる。その結果何が起きても甘ん
    じて受けるつもりだ。



油を注いだ文はこれかな。
What's Happening with HD-DVD Stories
Whether you agree or disagree with the policies of the
intellectual property holders and consortiums, in order for Digg
to survive, it must abide by the law. Digg’s Terms of Use, and the
terms of use of most popular sites, are required by law to include
policies against the infringement of intellectual property. This
helps protect Digg from claims of infringement and being shut down
due to the posting of infringing material by others.

Our goal is always to maintain a purely democratic system for the
submission and sharing of information - and we want Digg to
continue to be a great resource for finding the best
content. However, in order for that to happen, we all need to work
together to protect Digg from exposure to lawsuits that could very
quickly shut us down.


鎮火に向けたコメント。

Digg This: 09-f9-11-02-9d-74-e3-5b-d8-41-56-c5-63-56-88-c0
But now, after seeing hundreds of stories and reading thousands of
comments, you’ve made it clear. You’d rather see Digg go down
fighting than bow down to a bigger company. We hear you, and
effective immediately we won’t delete stories or comments
containing the code and will deal with whatever the consequences
might be.

If we lose, then what the hell, at least we died trying.


2chもmixiもはてぶも、これから現れるアプリケーションも、
パトロールだけではトラブルの種になりそうな記事をなくすことはできない。
アプリの匿名性が高かったり、現実との連続性が低かったり、
アプリがユーザの投稿に大きく依存している場合でも、
ユーザの記事をスタッフが検閲して削除することができるが
その削除をおとなしく飲むか、その後も世の中的な良識というものに
従って記事を投稿するかはユーザー次第ということ。

ユーザーが記事を投稿しなくなったら完全に死ぬアプリは、
何が起こるか分からなくても、設計は性善説に従って、
アプリを設計、運用する必要があるし、
検閲をする場合にも理屈抜きのさじ加減が必要なんだな。
ユーザーに同意してもらった利用規定にもカバーできない範囲は
いくらでもあるわけで・・・。

投稿者:としのり  日時:23:59:59 | コメント | トラックバック() |